重厚感が魅力!大きい石で作るロックガーデン
- niwaya1
- 6月20日
- 読了時間: 3分
更新日:7月17日
庭づくりの中でも、ナチュラルで力強い印象を与えてくれる「ロックガーデン」。その中でも、大きな石を使ったロックガーデンは、見た目のインパクトだけでなく、メンテナンスのしやすさや自然との調和も魅力の一つです。
今回は、実際に私がロックガーデンを作ってみた経験をもとに、「大きな石」を使うメリットや設計のポイント、施工の流れについてご紹介します。

庭屋棚田にある石の在庫例
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なぜ大きな石を使うのか?
小石や砂利だけで作るロックガーデンも素敵ですが、大きな石を取り入れると一気に存在感が増します。まるで自然の中にいるような雰囲気になり、庭全体に落ち着きと迫力を与えてくれます。
さらに、大きい石は重さがあるため、ちょっとやそっとでは動かず、強風や雨にも強いというメリットも。雑草の抑制や土の流出防止にも役立ちます。
石選びのポイント
石は自然素材なので、一つひとつ表情が違います。以下のようなポイントに注目して選びましょう。
• 色合い・質感:周囲の植物や家の外観と合うものを
• 形とサイズ:丸みのある石は優しい印象、ゴツゴツした石はワイルドな雰囲気に
• 地元の石を活用:地元の自然と調和しやすく、コストも抑えられる
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レイアウトのコツ
ロックガーデンでは、「自然に見えること」が重要です。完璧に整った配置よりも、あえて不揃いに配置することでリアルな雰囲気が出せます。
おすすめのレイアウト方法は次の通り:
• 大中小の石を組み合わせる
• 三角形構成を意識する(視線が自然に集まる)
• 奥行きや高低差を出す
• 石の隙間には植物や砂利を配置する
植物は、セダムやエケベリアなどの多肉植物、アガベ、フェスツカなど乾燥に強いものがおすすめです。
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実際の施工の流れ
私が行った手順は以下の通りです:
1. 庭の整地
まず、草を取り除いて地面を平らにし、必要があれば土を足して整地します。
2. 大きな石の設置
石は重いので、設置は慎重に。重機を使い石の向きや重心を見ながら施工していきます。
3. 細かな調整
石の隙間に砂利や小石を敷き詰めて、安定させます。
4. 植栽と仕上げ
植物を配置して完成。例えばあえて石の間から植物が顔を出すようにすると、自然な印象になります。
まとめ
大きな石を使ったロックガーデンは、手間はかかりますが、その分完成したときの満足感は格別です。ナチュラルで手間がかからず、季節を問わず楽しめる庭に仕上がります。
もし「庭を変えたいけど、どうしたらいいか分からない」と感じているなら、大きな石を使ったロックガーデン、ぜひ検討してみてください。
質問や感想もお気軽にどうぞ!皆さんのロックガーデン計画のヒントになれば嬉しいです。



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